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『お母さんの敏感期』

『お母さんの敏感期』

こんにちは。保育士のくれよんです。

『お母さんの敏感期』という本。これは、保育園で働き始めた時に先輩の先生から進められて初めて読んだ本でした。それ以来、保育や子育てで困った時にはこの本を読み返して初心に帰るようにしています。

お母さんの敏感期

子供たちには、年齢や成長の過程において、「敏感期」というものを持っています。この「敏感期」というのは、その子が夢中になって何度も繰り返して遊ぶものです。この「敏感期」を大人が理解してあげることで、子育てが楽になるだけでなく、子供の成長を存分に促してあげることができるのです。

この本の中にある例をひとつ紹介してます。電車の中で、泣いている子供を何とか静かにさせようとしているお母さんがいました。抱っこしてもあやしても泣き止まず、最後にそのお母さんが子供を下すと、その子供はすぐに泣き止んで、電車のゆれに合わせて体の揺れを合わせたのです。これがその子供の敏感期であり、ものすごい吸収力で成長しているものなのです。

そして、そのものこそがまさに、その子供が「やりたいこと」なのです。大人から見ると一見いたずらに見えるようなことでも、その子供が何をしようとしているのだろうと観察してみると、その子供がやりたいことや、成長しようとしているものが見えてくるのです。大人は、子供がやりたいことや成長していることをそっと見守り、できるだけ手をかさずに子供にやらせてあげます。どうしても手を貸すときには、子供がやろうとしていることをやってあげてしまうのではなく、子供が自分で出来るように手を貸すことで、自律を促すことができ、子供自身も新しいスキルを習得して自信を持つことができるのです。

こうして自信をつけた子供は、次の敏感期へと移り、また新しいことを学ぶために挑戦していきます。私自身も時々初心に帰り、子供たちの敏感期を見つけるようにしています。子供の敏感期がわかると、子供たちの活動計画のヒントにもなります。