Monthly Archives: 5月 2014

はさみのお仕事

はさみのお仕事

こんにちは。保育士のくれよんです。

今日は子供のはさみについてお話したいと思います。2歳前後になると、はさみに興味を持つ子供が増えてきます。しかし、はさみに興味はあるけれど、指を入れて上手にはさみを開いたり閉じたりができるようになるためには、手の筋肉を動かす練習が必要になります。保育園では、このはさみを使い始めるちょっと前の時期から、トングを使ったお仕事を取り入れています。トングを使って小さなボールや木の実などをつかむ練習をするのです。

トングでものをつかむための手の動きがはさみを使う時の筋肉の動きと同じことから、トングを沢山使っておくことで、実際にはさみを使い始めた時にスムーズに扱いやすいのです。はさみも、いきなりよく切れるはさみをつかうのは危ないので、まずは指が切れないはさみを使って、粘土を切るお仕事を用意します。

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粘土を細長くして、その粘土を切るのです。粘土が上手に切れるようになるころには、はさみを取り扱う手の動きにも慣れてきています。そうして実際のはさみを使うようになるのです。実際のはさみを使う際には、線の上を切るお仕事から始めていきます。細長い紙に線を引き、一回切りで切れるものを用意します。

一回切りができるようになったら線を長くし、2回切り、3回切り、そしてジグザグやカーブなどの線へと発展していきます。2歳前後からの時期ははさみの敏感期と言っても良いほど、はさみに集中する子供が多くいます。はさみを取り扱う時には、まず最初にはさみの持ち方(刃の部分をもって歩く)ことを教えるようにしましょう。

はさみが敏感期の子供は、はさみのお仕事だけで30分以上集中できる子供もいます。手先を動かした遊びを積極的に取り入れることは、脳の発達も促してくれるのです。

 

子供の自律を促す

子供の自律を促す

こんにちは。保育士のくれよんです。

保育園のお母さんから、「子供の脱いだものがいつもリビングに脱ぎっぱなしでどうしたら良いか困っている」という相談や、「子供がおもちゃを片づけられるようにするにはどうしたら良いか?」といった相談を受けることがあります。子供は、おもちゃで遊ぶことも好きですが、それ以上に自律することも実は好きなのです。

お母さんが片づけをしている姿を見て、自分もやってみたいと思ったり、料理や食器洗いも子供にとっては憧れの仕事であり、遊びなのです。ただ、子供が自分で片づけをしたりできないのには理由があります。それは、そのことが「複雑」であるからなのです。つまり、着替えでも片づけでも、ひとつひとつのことをシンプルにしてあげることで、子供が自分からできるようになり、自律していくことができるのです。子供は自律することで、誰かに頼んだり、助けを待たなくても自分でできるようになるので、自由を得ることができます。

そして、一人の大人へと成長していくのです。子供には、沢山のおもちゃは必要ありません。子供部屋には棚を用意し、ひとつの棚にひとつのおもちゃ、そして、ひとつのおもちゃを使ったらそれを戻してから次のおもちゃを使うことを教えます。教えるといっても、複雑なことではなく、ただ、子供の目の前でやって見せれば良いのです。大好きなお母さんがしていることはすぐに子供は真似をします。

さらに、その行為が身に付くと、子供は自分で使ったものを片づける習慣を身に着けることができるのです。ポイントは、おもちゃの量を子供が自分で使って片づけることができる量に減らすということなのです。

片づけの習慣が身に付いたら少しずつ増やしていくのも良いでしょう。また、よく使うおもちゃのみを出しておいて、あまり使っていないものは押し入れなどにしまっておき、時々おもちゃを入れ替えることで、子供はいつも新鮮な気持ちで遊ぶことができます。脱いだものも、子供が自分で入れることができる大きさの洗濯籠を用意しておくことで、自分で考えて洗濯物を籠に入れることができるようになるのです。

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自転車登園をしている方へ

自転車登園をしている方へ

こんにちは。保育士のくれよんです。

幸いお母さんにも子供にも大きな怪我はなかったのですが、話を聞いたときにはどきっとしてしまいました。自転車は、登園をはじめ、公園に遊びに行くときや、ちょっとした買い物にもとても便利な乗り物ですよね。私は最近は車を運転することの方が多いのですが、かつては自転車に乗っていました。自動車を運転するためには、教習所に通って運転免許を取得する必要があります。それに対して、自転車は、自分で購入して、練習して、乗れるようになったら公の道を自転車で走ることができます。自動車を運転する人はおわかりかと思いますが、自転車というものは、実はとても危険の多い乗り物なのです。

自転車を購入する時に、万が一の自転車盗難にあった時のための保険に加入する人はいるでしょう。しかし、自転車で万が一事故を起こしてしまった時のための自転車保険には、実は加入している人が少ないのです。自転車での事故は、自分が怪我をする確率が非常に高いのはもちろんのこと、歩行者に接触すれば加害者にもなってしまいます。

加害者になってしまえば、最悪の場合、治療費や慰謝料などを支払わなくてはいけない場合もあるでしょう。そんな万が一の事態に備えて、ぜひおすすめしたいのが自転車保険なのです。保育園でも、自転車登園をしているご家庭には、自転車保険の加入を進めています。自転車保険と言われてもよくわからないという方は、おすすめの自転車保険のサイトでどんな保険があるのかチェックできます。

 

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子供が安心して使えるノリ

子供が安心して使えるノリ

工作をする時に使う「のり」。

紙や様々な素材をつなげてくれるこの「のり」は、工作の中では必要不可欠なものとなっています。

しかし、工作を始めたばかりの1歳から2歳児の子供は、のりを工作として使うだけでなく、すきを見て口に入れてしまう、ということも珍しくありません。そんなことから、工作をする時には私はいつも手作りののりを使うようにしています。

のりを作ろうと思ったのは、いつも使っていたヤマトノリを切らしてしまった時。自宅で何かとりあえず使えるものはないか調べてみたところ、なんと白米を使ってノリを作ることができるということが分かったのです。

白米

作り方はとても簡単で、普通にたいたご飯や、残りご飯を使って作ることができます。おかゆを作る要領で、少々の水とご飯を鍋に癒えてぐつぐつと煮立てます。そして、ハンドミキサーなどで細かくしたら、ノリの出来上がりです。

お米を使ったノリは、プラスチックなどの入れ物に入れて、筆を使って伸ばすことで綺麗に作品を仕上げることができます。ただし、水分が多いとのりが乾いた時に画用紙がしなしなになってしまうこともあるので要注意です。お米を使ったノリの材料はお米とお水だけです。

さらに塩を入れると日持ちを指せることができるでしょう。原材料が食品なので、小さなお子様が工作をする際に、万が一口に入れてしまっても安心なのです。一応、ノリは口に入れるものではないということも教えていきます。

お米から作るノリを使う際にひとつ覚えておきたいのは、紙と紙をくっつけるのにはとても便利なのですが、プラスチックや表面がつるつるした素材のものには不向きで、あまりノリの役割を果たしてくれません。

紙と紙はしっかりとつなげてくれるので、初めての工作や、工作初心者のお子様にもぴったりのノリなんですね。食紅を加えると、色のついたノリを楽しむことができます。