Monthly Archives: 7月 2014

しばし夏休み

しばし夏休み

こんにちは。保育士のくれよんです。

7月ももうすぐ終わり、今週は夏休みをもらっています。保育園は幼稚園と違って夏休みも保育園はあるのですが、休暇をとる子供たちが増えることから、保育士たちは順番に夏休みをとっています。幼稚園教諭の夏休みに比べたら短いですが、毎年この夏休みの時期は家族と子供のために過ごす時間として楽しみにしています。

夏休みと言っても特別なことはしていないのですが、子供と一緒に公園に行ったり、買い物に行ったり、そんな毎日を楽しんでいます。

そして昨日は、久しぶりに実家に遊びに行ってきました。実家に帰った時にいつも感じるのは、なぜか部屋や家具が小さくなったように感じます。子供の頃自分がここにいた時には、自分が小さかったので家具や家を大きくかんじていたのだと思うのですが、実家に戻るたびに家具が小さくなったように感じてしまいます。

実家にはこの春に就職した妹も来ていました。そして盛り上がったのはお給料の話。初任給が高い職業は何か?保育士の収入はどんなものか?医者のお給料はすごいはずなどなど。そして、どの職業の収入が一番良いのか調べてみました。ドクターの求人募集なんかを見てみると、そこから様々な求人情報にアクセスすることができます

。ドクターの収入は、さすが人の命を預かるだけあって、高収入です。保育士の私も子供たちの命を毎日預かっているのですが、保育士の収入は正直あまりよくありません。けれど、数字では表せない素敵なやりがいと喜びが保育士にはあるのです。そんなこんなの夏休みですが、残り数日もまた家族との時間を楽しもうと思います。

緑茶

秩序の敏感期

秩序の敏感期

こんにちは。保育士のくれよんです。

今日は「秩序の敏感期」についてのお話です。
小さな子供たちは、何気ない毎日の生活の中で、様々なものを見て、聞いて、嗅いで、触れて、感じています。大人からは気づかないことでも、子供は毎日の生活の中で感じて、学んでいます。その中で、子供の「秩序」というものがあります。

例えば、毎日の子供とのお散歩。毎日同じ道を通って、同じ公園に行っていたとします。しかしある日、ちょっとした都合から、いつもとは違う道を通って家に帰ろうとした時に、突然なぜだか子供が大泣きをして、どうして泣いているのかわからないということがあります。子供にとっては、毎日同じ道を通って家に帰ることから、毎日通る道も予想しています。大人が言葉で言わなくても、子供は毎日の生活習慣の中から次に起きる出来事を予想しているのです。こうして予想することで、自分の中で心の準備をしたり、いつも見える次の景色を楽しみにしていたりします。そんな時に、突然予想外にいつもとは違う道を通ることになったことで不快感を感じ、大泣きをしてしまうのです。大人からしたらどうしてだかわからないけれどだだをこねてしまって困ると感じる時でも、ふといつもとの生活と何か違った点がないか考えてみたり、子供の様子を観察することで、どうして泣いているのかがわかることがあります。

保育園でも、一日の生活の流れは毎日同じです。遊びの中での活動は季節や週によって異なるものの、朝登園してきたら荷物を自分のロッカーに入れて、おはようのシールを貼る、そして遊びの時間に入っていきます。片づけの時間やお昼の時間、お昼寝の時間、お集まりの時間も毎日同じです。こうして毎日の生活の流れを作ることで、子供は次に起きるイベントを自分で予想することができ、心の準備を整えて、スムーズに次の活動へと移っていくことができるのです。

ある程度大きくなると、いつもと違うイベントが起きる時には前もって言葉で伝えておくことで子供たちは安心して、次の活動に移ることができますが、まだ言葉のやりとりが十分でない1歳から2歳の場合は、毎日の秩序が崩れることで不快感を覚えてしまうのです。いつもと違う道を通る時や、いつもと違うことをする時にはできるだけ前もって子供に伝えて、心の準備ができるようにしましょう。

秩序

『お母さんの敏感期』

『お母さんの敏感期』

こんにちは。保育士のくれよんです。

『お母さんの敏感期』という本。これは、保育園で働き始めた時に先輩の先生から進められて初めて読んだ本でした。それ以来、保育や子育てで困った時にはこの本を読み返して初心に帰るようにしています。

お母さんの敏感期

子供たちには、年齢や成長の過程において、「敏感期」というものを持っています。この「敏感期」というのは、その子が夢中になって何度も繰り返して遊ぶものです。この「敏感期」を大人が理解してあげることで、子育てが楽になるだけでなく、子供の成長を存分に促してあげることができるのです。

この本の中にある例をひとつ紹介してます。電車の中で、泣いている子供を何とか静かにさせようとしているお母さんがいました。抱っこしてもあやしても泣き止まず、最後にそのお母さんが子供を下すと、その子供はすぐに泣き止んで、電車のゆれに合わせて体の揺れを合わせたのです。これがその子供の敏感期であり、ものすごい吸収力で成長しているものなのです。

そして、そのものこそがまさに、その子供が「やりたいこと」なのです。大人から見ると一見いたずらに見えるようなことでも、その子供が何をしようとしているのだろうと観察してみると、その子供がやりたいことや、成長しようとしているものが見えてくるのです。大人は、子供がやりたいことや成長していることをそっと見守り、できるだけ手をかさずに子供にやらせてあげます。どうしても手を貸すときには、子供がやろうとしていることをやってあげてしまうのではなく、子供が自分で出来るように手を貸すことで、自律を促すことができ、子供自身も新しいスキルを習得して自信を持つことができるのです。

こうして自信をつけた子供は、次の敏感期へと移り、また新しいことを学ぶために挑戦していきます。私自身も時々初心に帰り、子供たちの敏感期を見つけるようにしています。子供の敏感期がわかると、子供たちの活動計画のヒントにもなります。

スポンジ遊び

スポンジ遊び

こんにちは。保育士のくれよんです。

7月に入り、いよいよ夏の季節です。保育園では、お天気の良い日にはお水を使った遊びを取り入れています。子供たちが大好きな遊びのひとつが、スポンジ遊びです。2つのボウルにお水を入れ、スポンジを使って遊びます。

スポンジを絞ったり、スポンジに水を含ませてもうひとつのボウルにお水を移したり。スポンジを使って遊ぶ中で、スポンジが水を吸収すること、そして絞るとその水がまたスポンジの外に出てくることを遊びを通して学んでいきます。

年中さんから年長さんになると、スポンジで遊ぶだけでなく、洗剤を使って何かを洗う遊びができるようになります。大きい子たちのテーブルには、3つのボウルを用意し、ひとつは洗うためのアワアワのボウル、もうひとつはすすぎのための水が入ったボウル、そしてもうひとつは洗ったものを入れるためのボウルです。アワアワのボウルでスポンジでおもちゃをこすり、汚れを落とします。汚れが落ちてきたらすすぎのボウルに入れて、すすぎ、最後に乾かすためのボウルに入れます。

さらに年長さんになると、次のお友達のために新たらしい綺麗なお水をボウルに用意しておくといったこともできるようになります。遊びの中では、いつも自分だけでなく、次の人や周りのお友達もまた自分と同じように気持ちよく、そして快適に遊ぶことができるための配慮も忘れないようにします。

大人が教えることもありますが、できるようになった子を見て、周りのお友達も真似をして新しいお水を用意したり、使ったものを元に戻したりと、子供たち同士で教えあうことができるのです。スポンジを使った遊びは、手の筋肉を発達させたり、手を使って遊ぶことで脳に刺激を与えることができます。手の筋肉を発達させることは、鉛筆やはさみを使う時にも関係してきます。こうして子供たちは、目で見て、肌で触れて、体で動かして、そして考えることで成長していくのです。

d スポンジ