Monthly Archives: 1月 2015

実は簡単なトイレトレーニング

実は簡単なトイレトレーニング

こんにちは。保育士のくれよんです。

子育てをする中で大きなイベントのひとつとなるトイレトレーニング。思うように進まずにやきもきしているお母さんも多くいるのではないでしょうか。 時間と労力が必要と言われているトイレトレーニングですが、実は大人も子供も、ストレスを感じることなく簡単に進めることができるのです。

トイレトレーニングの方法は幾つかあり、子供によって合うトレーニングも異なってきます。親子で短期集中してトイレトレーニングをしたい場合には「1日でおむつがはずれる」という本に沿ってトレーニングを進めると1日でトレーニングが終了します。

また、労力と時間をかけずにのんびり進めたい場合には、子供の成長に合わせて必要なものを準備してあげることで、自然とおむつがはずれていきます。前者は「おむつはずし」で大人が子供を促しておむつをはずす方法です。そして後者は、子供が自然とトイレでおしっこをするようになり、自然とおむつが取れる「おむつはずれ」の方法になります。今回はこの後者のトレーニングについてお話していきます。

順番を追ってみると、
①見せる
②体験
③パンツ
④おむつはずれ

1歳をすぎたら、お母さんがトイレに行くときには一緒に連れていき、トイレでおしっこをするということを見せます。おまるを使っている友達がいれば、お願いして見せてもらうのも効果的です。子供は、目で見たものを真似するのが大好きです。まずは目で見て、トイレがどういうものなのか教えてあげましょう。

1歳半頃になると、自分もやってみたいという気持ちが出てきます。おまるやトイレに興味を持ったら、ぬいぐるみとスポイトを使って、人形がおまるでおしっこをする瞬間を見せます。そして思い切りほめます。〇〇ちゃんもやってみる?と聞くと、「うん」ということが多いので、座らせてみます。おしっこが出たら大成功、出なかったら、「おまるに座れてよかったね」とほめてパンツをはきます。

その後はしばらく、おむつ交換の時におまるに座る習慣をつけます。最初は1日1回から、そして少しずつ増やしていきます。子供のやる気があれば1日1回以上からスタートしてもOkです。

これを続けていくと、いつの間にかおまるでおしっこをする習慣が身に付き、おむつが濡れなくなってきます。おむつが濡れなくなってきたら、パンツをはいてみます。お昼寝や夜寝る時は自然におむつが濡れなくなるまでコントロールせず、待つようにしましょう。

こうして子供の成長に合わせて必要なものを与えてあげることで、気づいたらおむつではなくパンツで過ごしているようになります。時間をかけてゆっくりで良いので、焦らずに、暖かく子供の成長を見守る気持ちで取り組むと良いでしょう。

可能であれば、紙おむつよりも布おむつでのトレーニングをおすすめします。経済的で、トレーニングが完了するのも早いです。

potty

「今を生きる」子供たち

「今を生きる」子供たち

こんにちは。保育士のくれよんです。

保育園では、毎日子供たちが忙しくお仕事をこなし、1年を通してみると沢山のことを習得しています。

こんなにたくさんのことを習得している子供たちですが、今年はどんなことができるようにしたい?と聞いても、答えは「?」であることが多いのです。子供たちは、何かを習得するために努力をするのではなく、「これ、ちょっとおもしろそう」という興味をきっかけに取り組み、その結果何か新しいスキルを習得している、というのが現実なのです。

そんなことから、乳児から幼児期の子供たちは非常に好奇心旺盛です。好奇心旺盛で、目にしたものはすぐに行動に移してやってみる。大人になるために沢山の成長が必要な子供たちには、そんな本能が備わっているのです。「目でみたものを真似する」「耳で聞いた言葉を口にしてみる」そしてそれをひたすら繰り返す。それが乳児期から幼児期の子供たちのお仕事なのです。この年齢の子供たちにとって1年はとても大きな年月になります。例えば、1歳になったばかりの子供は、個人差がありますがまだ歩いていない子供もいます。ようやくハイハイがはじまり、言葉も「まんま」「まま」など、数語出ているか、もしくはまだ言葉が出ていない場合もあります。それが1年たって2歳になると、歩くどころかあたりを走り回るようになっています。言葉もかなり増え、2語文、3語文を話している子供もいます。

それでも、1歳になる時に「今年は100語話せるようになるように頑張ろう」などと目標をたてる子供はまずいません。耳で聞いた言葉を口にして、目でみたものを真似して、興味のままに生きることが、結果、成長につながっていくのです。「今を生きる」子供たち、一生懸命今を生きることで一人の大人へと成長していっているのです。

お仕事

2歳児の問題行動への対応

2歳児の問題行動への対応

こんにちは。保育士のくれよんです。

保育園でいつも一緒に過ごす子供たちの中に、ひとりとてもやんちゃなHくんがいます。Hくんは2歳、基本的には明るくて優しい子なのですが、欲にまけておもちゃを横取りしたり、みんながやめてと言っても誰かが作っているものをわざと壊したりしてしまうことがよくあります。

Hくんは、友達を困らせようとしているのではなく、意地悪な気持ちでしているわけではないようです。ただ、誰かと一緒に遊びたいのですが、アプローチがあまり器用でなく、結果ものを壊してみんなに怒られるという結果に至ってしまいます。やってはいけないことに対しては、その行為は良くないこと、そしてその理由も必ず伝えるようにしています。ただ、それだけでは解決に至りません。

Hくんは、他にアプローチをする方法がわからなかったり、他に自分から取り組みたいと思うものを見つけられないことから、人が作っているものを壊したり横取りしたりする、という行為へとつながっています。そんなことから、Hくんがこういったトラブルを起こすときには、Hくんが一生懸命になる活動に一緒に取り組むことで、「新しいことに対する挑戦」「努力」「達成」を経験することができます。「達成」まで行くと、努力することに対して喜びを感じるようになり、新しい挑戦を自分から探していくようになります。こうして新しく子供が「やりたいこと」を見つけられるように手助けをすることで、問題と思われていた行為を改善していくことができます。

今日はH君はいつもとは違うシャツを着ていました。シャツにはボタンがあります。ちょうどH君がお友達のブロックを壊して椅子に座っていた時に、暑いからシャツを脱ぎたいと言いました。そこで、シャツを脱ぐために、ボタンをはずす方法を見せてあげました。するとHくんの敏感期にヒットし、ボタンをはずすことに取り組み始めたのです。子供が一生懸命に取り組んでいる時には、出来るだけ手は出さずに、横で見守ります。そしてボタンをはずすことができるようになったH君の表情はとてもすっきりしてて、その後はトラブルを起こすことなく上手に遊ぶことができたのです。

問題と思われる行動は、「やめさせる」必要はないのです。その代りに、正しい「やりたいこと」を見つける手助けをしてあげることで、問題解決につながることが多いのです。

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