感覚を通して学ぶこと

感覚を通して学ぶこと

こんにちは。保育士のくれよんです。

赤ちゃんが産まれてから育っていく中で、「感覚期」と呼ばれる時期があります。感覚期は産まれてから始まり、6歳前後まで続きます。年齢が若ければ若いほど、感覚期が優れているともいえます。手で触ったり、臭いをかいだり、目で見たり、耳で聞いたり、口に入れて味わってみたり。こうすることで、赤ちゃんや子供たちは、周りの環境について学んでいきます。

赤ちゃんがなんでも口に入れてしまうのは、それがなんであるのか知るために口の中に入れていて試してみている、という行動なのです。なので、小さな子供が口の中に何かを入れてしまう行為は、止めてしまうのではなく、口に入れても安全なものを環境の中に用意するようにし、できるだけ赤ちゃんが好きなだけ口に入れて試すことができる環境を作ると良いでしょう。

口に入れるとどうしても雑菌が気になるので、手軽に消毒や洗濯ができるものを選んでおいておくと良いでしょう。万が一コインなど、窒息につながるものを口に入れてしまった場合には、危険を生じるのでそれは口に入れてはいけないと言って出してもらう必要がありますが、ベストなのは、口に入れても良いものだけを赤ちゃんの周りに用意することでしょう。

また、感覚期は口で試すだけでなく、手で触って感じることでも周囲の環境を学んでいきます。例えば、無防備に階段にハイハイしていき、最初は落ちたものの、その経験を繰り返すことで、無防備に階段に行くと落ちて「痛い」ということを学びます。階段が室内にある場合には、ハイハイしている赤ちゃんには、足から降りる姿を見せてあげることで、「痛くならないように」階段を降りる方法を学んでいきます。

外遊びの中でも、子供たちはいろいろなものに触ります。そんな中で、とげのある植物に触れると痛いことから近づかないようになったり、砂場の砂に手を入れるとひんやりして気持ち良いことから砂場遊びを楽しんだり、感覚を通して自分にとって安全なものとそうでないものを見極めておなもみいきます。良いこと、悪いことも、これはいけない、と言葉で言うよりも、こうした感覚を通して教えていくことで、赤ちゃんや子供たちは確実に自分のものとして学んでいくのです。そして、こうして感覚(経験)を通して学んだものは、人に言われてするのではなく、自分から正しいものを選んで生きていく力にもつながるのです。少しでも悪いと感じるものは、自分にとってよくないものである、ということを、からだを通して学んでいくのです。

 

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