2歳児の問題行動への対応

2歳児の問題行動への対応

こんにちは。保育士のくれよんです。

保育園でいつも一緒に過ごす子供たちの中に、ひとりとてもやんちゃなHくんがいます。Hくんは2歳、基本的には明るくて優しい子なのですが、欲にまけておもちゃを横取りしたり、みんながやめてと言っても誰かが作っているものをわざと壊したりしてしまうことがよくあります。

Hくんは、友達を困らせようとしているのではなく、意地悪な気持ちでしているわけではないようです。ただ、誰かと一緒に遊びたいのですが、アプローチがあまり器用でなく、結果ものを壊してみんなに怒られるという結果に至ってしまいます。やってはいけないことに対しては、その行為は良くないこと、そしてその理由も必ず伝えるようにしています。ただ、それだけでは解決に至りません。

Hくんは、他にアプローチをする方法がわからなかったり、他に自分から取り組みたいと思うものを見つけられないことから、人が作っているものを壊したり横取りしたりする、という行為へとつながっています。そんなことから、Hくんがこういったトラブルを起こすときには、Hくんが一生懸命になる活動に一緒に取り組むことで、「新しいことに対する挑戦」「努力」「達成」を経験することができます。「達成」まで行くと、努力することに対して喜びを感じるようになり、新しい挑戦を自分から探していくようになります。こうして新しく子供が「やりたいこと」を見つけられるように手助けをすることで、問題と思われていた行為を改善していくことができます。

今日はH君はいつもとは違うシャツを着ていました。シャツにはボタンがあります。ちょうどH君がお友達のブロックを壊して椅子に座っていた時に、暑いからシャツを脱ぎたいと言いました。そこで、シャツを脱ぐために、ボタンをはずす方法を見せてあげました。するとHくんの敏感期にヒットし、ボタンをはずすことに取り組み始めたのです。子供が一生懸命に取り組んでいる時には、出来るだけ手は出さずに、横で見守ります。そしてボタンをはずすことができるようになったH君の表情はとてもすっきりしてて、その後はトラブルを起こすことなく上手に遊ぶことができたのです。

問題と思われる行動は、「やめさせる」必要はないのです。その代りに、正しい「やりたいこと」を見つける手助けをしてあげることで、問題解決につながることが多いのです。

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